2018年1月12日金曜日

札幌市「2026年冬季オリンピック・パラリンピック」

札幌市民の皆さまへ
このたび、札幌市では「2026年冬季オリンピック・パラリンピック」につきまして、招致を行うべきとの結論に至りましたので、ここに表明させていただきます。
平成26年11月27日札幌市長上田文雄
上記は札幌市のサイトからの一部を引用したものです。
動物の命を救うための「天寿全う型施設」も作って、
官民協働で「命に優しい北海道」という新しいキャッチフレーズを
アピールすることと、どっちが「まちづくり」で「発展」なのでしょうか?

どちらも「まちづくり」であり「発展」の一つの姿です。
行政の判断は優先順位を問題にしますが間違っています。
どちらも出来るのに、片方をやらないだけです。
オリンピックのようなビッグイベントでお金が回ってくるのは、
いわゆる、「建設土木業界」です。
さて、
犬や猫の命を救う事業は誰にお金が回るでしょうか?
僅かに「建設土木業界」にも流れるでしょうが、
オリンピックと比較すると桁が違います。
北海道だけではありませんが、
動物保護を真剣に考え、行動している行政機関は多くありません。
国民誰もがこれで良いと思っているとも考えにくいところです。
ならば?
なぜ?
長期計画に基づいた恒久的保護施設を作れないのか?
人間の無責任、無関心が生む、
「悲惨な運命をたどり無言のまま抵抗虚しく殺される命」
これが「まちづくり」であり「発展」という姿なのでしょうか?
立派な施設を作って命を全て救っても
オリンピックは開催できます。

小さな命を見捨てるような町で開催されるオリンピックは
ステキですか......。