2017年8月3日木曜日

有意義でした。

この親子が私に教えてくれたこと。

それは、
ゴミとして処理される、
あまりにも悲惨な動物たちの現状でした。
犬は狂犬病予防法という、人間の命を守るために考えられた、
言わば、伝染病の防波堤のようなもの。
絶滅作戦です。
おかげで、野良犬の数は減りましたが、
飼い主さんの不注意で人に危害を加えると殺されます。
今は、今は、...そういう国ですが、
懸命に努力を続ける人たちがいる限り、変化します。必ず変化します。



昨日は小樽市に特化した「小樽保健所サポートチーム」の集まりがありました。保健所が参加するという、この国はじまって以来の快挙が続いています。根本的な課題が少々浮き彫りになったことが「一番の収穫」でした。



我が家のpilika君です。
物理検査(生体の傷の一部、ほんのちょっとです)もしていただきましたが、異常は認められず、一時は向精神薬も服用していましたが今は服用していません。自分で傷を作って、そこを何度もひっ掻くので、こんな風になります。トイレが定まらず、(おそらくは気が落ち着かない?)自分の引きこもり場所で、用をたすこともあります。長毛なので、トリミングは毎日、チャレンジしますが、相手次第です。私に課せらた試練です。「個性として認めて」どれだけ、心地よく暮らしてもらえるか?これからも、あまり力を入れすぎないで、一緒に暮らします。彼を見た人は支援者の方でもあまり居ません。でも、応援はしっかり伝えています。本当にありがとうございます。今後とも、ご指導も合わせて、よろしくお願いいたします。

nini(ニーニー)ちゃん。


不妊手術後の養生が済む頃あいを見て、
近日中に、それまで住んで居た、庭に返します。
私たちも、外でご飯の時に、接近できる程度で、全く人慣れしていません。
家に入れたら、毎日鳴き続けるかもしれません.毎日、トイレをひっくり返すかもしれせん。ご飯を拒否するかもしれません。 オモチャや愛玩動物としてでなく、命あるものとして、人生を共にしてくれる方がいらしゃれば、幸いです。
動物と一緒に暮らすということは、
大げさでは無く、
それまでの人生を変えることになることも、
多くの猫たちと一緒に暮らして、
学んだ、重要なことです。
皆様の深慮とご理解を切にお願いする次第です。


一番上の写真の親子、子供の方は未だにブラッシングできる程度の慣れ方です。病院へ行くときはまるで家中がひっくり返る騒ぎでした。 でも、外で、餓死するよりは、車にひかれるよりは、誰かに殺されるよりは、良いのでは..と考え、今に至っています。



この町、小樽にプラスワン!
命に優しい世界一の街になるチャンスを無駄にしないよう、
官民一緒に活動しましょう。