2016年8月18日木曜日

札幌の人たちが小樽のために…

小樽稲穂で増えたノラ猫23匹と余市の多頭崩壊からの保護猫50匹います。
里親または、預かりボランティアを募集しております。
地域の問題は地域で解決できればと思います、
両者、札幌の保護団体が懸命に保護してくれました。
出来るだけ沢山の小樽、余市の方に広めてください。
(原文はFB経由のもので、文章をお借りしてお知らせしています。)
https://www.facebook.com/nyantomonet/posts/1024055614382503
このブログの主催者が募集している訳では有りません。このリンク先を見て、ぜひ、協力、情報拡散をお願いいたします。



残暑が厳しい…



持続可能な施設を作らなければなりません。
官民それぞれの立場で過去を総括しなければ、前に進めないことも事実ですが、
それは、
施設を作りながら考えることとしました。
雲をつかむような話では有りませんが、不透明な部分も多々有ります。
全てを乗り越えなくては持続は困難。
いずれ、詳細をご報告して、皆様のご指導をいただきたいと考えています。
無関心な方も「税金の使途」という意味では既に関わっています。
NPO法人 東京キャットガーディアンの言葉を借りるなら、「不足しているのは愛情ではなくシステム」かも知れません。犬やねこの命に無関心な方々もあまり意識せずに、動物との共生、少なくとも、税金で殺すのではなく、生かすことに税金を使う世の中を創る仲間になっていただきましょう。泥棒や交通事故が無くならないように、無責任な餌やりさんも無くなることは無いでしょう、それは、「なぜ?」を見つけられずにいるからだと思います。もしくは、そのなぜ?に立ち向かうと大事(おおごと)になると判っているからも知れません。人に対するケアを考え実行しようとしている有志の方もいらっしゃいます。見事な発想です。「結局は人の問題なんだよね〜」と誰もが判っていますが、そこまで届くシステムは未だ有りません。私が考える施設も、里親さんが見つかるまでの療養所的なものです。そこに、街づくり、人づくり(次世代につなぐための)、を盛り込まなくては「持続」は難しい。
下世話な表現ですが、人、もの、金、の中で、やはり、システムを構築、持続させるには人が重要。



写真は
一人で作った庭にある猫の避難小屋。
ここでは、
救った命も
救えなかった命も
見てきました。
そして、その後、
「何が出来るか?」では無く
「何が出来ないのか?」を痛いほど知ることになります…。



見るからに弱そうで、神経質なmodo(モド)。保護するまでには足掛け二年を要しました。検査の結果は案の定、内蔵に問題が有り、大きくなれなければ、治療の方法が難しい体質。保護した後も、隠れている時間が長く、人間のお母さん以外は寄せ付けません。食の判断はトイレの様子から計り知るだけです。今、こうして私たちのそばで元気でいますが、常に初期の診断が忘れられません。


いつも見ていただいて、感謝しています。実際には難しいと思いますが、猫の現状の話を出来るだけ多くの人に伝えてください。既に役場の論理は崩れています。殺す理由など本当は無いのです。それは、殺さない方法を考え、市民とともに実行しようとしなかっただけのことです。心を病み、精神に異常を来している以外、「犬や猫を殺して楽しい」はずが無いと思いますが、皆さんはどう、お考えでしょうか…。