2016年8月11日木曜日

難しい話を簡単に

保健所での勉強会は回を重ねるごとに、解決項目が増えますが、
同じくらいの量の課題も発見されます。
例を挙げますと、
「猫の悲惨な状況」は「社会問題」として受け入れられるか?
という疑問。
この疑問は全てのアクションプログラムに影響します。
簡単な例を挙げれば、
「問題じゃないのだから」「解決する必要性が無い」と考える人々が
存在する現実。
しかし、猫を殺す費用がその人々の税金だとしたら、
どうでしょうか?
わずかな金額だから、大目に見ようという人もいるかもしれませんが、
人件費用を考えれば、関係者がたった一人だとして、猫を殺すだけが仕事でないことが明らかだとしても、年間、数百万円はかかります。公務で猫を殺すこと自体も大きな「?」ですが、
その費用を別な目的に使うことで、
市民が得られるものは有形無形、多くの事柄があります。
ボランティア団体の皆さんから、いろいろと教えていただきながら、
猫の問題は社会の問題なんだということを簡単に説明できるように準備し、
世界に発信できる「動物愛護」のスタイルを創りたいと考えています。
念のため、「殺処分」は「合法」ではありません。
実行は犯罪です。では、なぜ?殺処分が存在するのでしょうか?
関係法令には殺処分をしなければならないとはどこにも書いていません。
更に、
今年の三月八日の国会で環境省はガイドラインの実行にばらつきは有るものの、
「殺処分はしない」という大きな方向はぶれていないと明言しています。
猫(動物)の悲惨な状況を考えていただく皆さん!
ここはしっかりと心に留めて、「なぜ?殺処分が存在するのでしょうか?」を周囲に話してみてください。
よろしくお願いいたします。


写真は「オモシロポーズ」のmimo(ミーモとuran(ウラン)

そして、相変わらずのi君。

豊作になる予感のトマト!

カボチャとラベンダーと何度も咲いてくれる花。


今日のラストはj君で、「おやすみなさい…」


アクセス、感謝いたします。また、明日!