アトム君、
去勢手術をがんばってくれて、
無事に庭に戻ってきました。
怖い思いをさせました、
つらい思いをさせました、
本当にごめんなさい。
そして、ありがとう。
札幌の旭が丘のo先生、ありがとうございました。
写真は病院を出発するアトム君。
普段は小樽〜札幌はそれほど長い道のりではありません。
でも、
こういうときは長く感じます。
やっと着きました。
キャリーの側に大好きな缶詰を置いてキャリーの入り口を外し、
小屋のドアを閉めます。
ほんの少し間があって、
アトム君はmonju小屋を出ました。
「アトム!庭に還ってくるんだよ〜!」
ちょっとだけこちらを振り向いてくれました。
(怖い思いをさせた私たちを睨んでいた様にも見えました…)
もう一度、呼びました。「アトム!庭に来るんだよ!」
もう一度振り返ってくれました。
(願いは届いたかな…判りません…)
この階段の向こうには細い道と急峻な崖、
そして、
無責任に放置された危険物がいっぱいの空き家。
アトム君、八歳でした…
八年間、どこかで懸命に生きてきたアトム君。
なんとか庭に住み慣れてほしい。全力で見守るよ。
………… しばらくして、
我が家の猫たちが庭に仲間が来た事を察知したようです。
一斉に窓やベランダに注目します。
「戻ってくれました!アトムが戻ってくれました!!!」
いつものお気に入りの小さなレスキューハウスを見回り、
ライバルのゆうき君を牽制、
いつものように優々(?)と来た道を引き返しました。
新しい小屋も造るから
雪が降るまでに、
なんとか、
庭の小屋のどれかを住処にしてほしい。
届け!願い!アトムへ…