2015年5月14日木曜日

アトム君、無事退院。

 アトム君、
去勢手術をがんばってくれて、
無事に庭に戻ってきました。

 怖い思いをさせました、
つらい思いをさせました、
本当にごめんなさい。
そして、ありがとう。

札幌の旭が丘のo先生、ありがとうございました。

写真は病院を出発するアトム君。


普段は小樽〜札幌はそれほど長い道のりではありません。
でも、
こういうときは長く感じます。
 やっと着きました。
 


 キャリーの側に大好きな缶詰を置いてキャリーの入り口を外し、
小屋のドアを閉めます。

ほんの少し間があって、
アトム君はmonju小屋を出ました。

「アトム!庭に還ってくるんだよ〜!」
 ちょっとだけこちらを振り向いてくれました。
 (怖い思いをさせた私たちを睨んでいた様にも見えました…)

 もう一度、呼びました。「アトム!庭に来るんだよ!」
 もう一度振り返ってくれました。 (願いは届いたかな…判りません…)

この階段の向こうには細い道と急峻な崖、
そして、
無責任に放置された危険物がいっぱいの空き家。

アトム君、八歳でした…
 八年間、どこかで懸命に生きてきたアトム君。
 なんとか庭に住み慣れてほしい。全力で見守るよ。

………… しばらくして、
我が家の猫たちが庭に仲間が来た事を察知したようです。
一斉に窓やベランダに注目します。
「戻ってくれました!アトムが戻ってくれました!!!」
 いつものお気に入りの小さなレスキューハウスを見回り、
 ライバルのゆうき君を牽制、
 いつものように優々(?)と来た道を引き返しました。




新しい小屋も造るから
雪が降るまでに、 なんとか、
庭の小屋のどれかを住処にしてほしい。

届け!願い!アトムへ…